月輪から、日輪へ。

月輪から、日輪へ。
ふたつは、最初からひとつの設計でした。
「月輪|つきのわ」と、「日輪|ひのわ」。
月と太陽。
映す光と、放つ光。
このふたつは、別々に生まれた作品ではありません。
最初の構想から、
互いが深いところで響き合うように、
ひとつの世界として組み上げてきました。
現在、
「日輪|ひのわ」
の制作は、完成に近いところまで進んでいます。
月輪には、
フラクタス・ハルモニア™による調律と、
ファンクショナル・サウンド™による特殊機能音源の設計が重ねられています。
フラクタス・ハルモニア™が持つ、
水面に一滴の雫が落ちたときのような、静かで深い響き。
そこへ、
ファンクショナル・サウンド™の機能的な音の設計を重ねる。
月輪をすでに聴いてくださっている方には、
あの深い没入感を体感していただけているかもしれません。
そして日輪もまた、
同じ根を持ちながら、まったく異なる光を放つ作品として設計されています。
月輪が、
静かに受け取り、内側へ沈んでいく音だとすれば、
日輪は、
そこから光を放ち、外側へひらいていく音。
月が太陽の光を映すように、
ふたつの作品もまた、
互いを映し、互いを完成させるようにつくられています。
だからこそ、
月輪だけでも。
日輪だけでもなく。
いつか、
月と太陽、その両方を。
ふたつの響きが重なったときに現れるものを、
ぜひ体験していただきたいと思っています。
そして、
「月輪|つきのわ」をご購入いただいた皆様には、
月輪のバッジ
が付与されています。
このバッジは、
単なる購入の印ではありません。
月輪をお迎えいただいた証であり、日輪への扉をひらく鍵です。
現時点では、
この月輪のバッジをお持ちの皆様にのみ、
「日輪|ひのわ」へ進んでいただける形を予定しています。
月輪を早い段階から受け取ってくださった皆様は、
この物語の始まりから共に歩いてくださった方々です。
だからこそ、
その先にある日輪も、
同じ流れの中でお届けしたいと考えています。
今回の制作を振り返ると、
ひとつの作品をつくっていたというより、
長い旅をしていたように感じます。
新しい領域を開拓するというより、
どこか遠い場所で知っていたものを、
ひとつずつ思い出していくような感覚。
疑問が生まれる。
すると、
その先に答えが現れる。
ひとつの答えを辿ると、
また別の構造が見えてくる。
そうして、
点だったものが少しずつ結ばれ、
最後に、
月輪と日輪という二つの姿が現れました。
制作の過程では、
偶然と呼ぶには出来すぎているような重なりも、
何度も経験しました。
けれど、
そのすべてを説明する必要はないのだと思っています。
最後に残るのは、
やはり音です。
フラクタス・ハルモニア™による調律。
ファンクショナル・サウンド™による特殊機能音源。
そのふたつが重なり、
さらに、
月輪と日輪というふたつの作品が重なる。
私たちにとって、
今回の二部作は、
これまで積み重ねてきたものがひとつの形へ結晶したような作品になりました。
このふたつをつくったあとに、
「次は何をつくろう」
と、すぐに考える気持ちになれないほどです。
それほどまでに、
今できるものをこの月と太陽へ注ぎ込みました。
だからこそ、
流れて消えていく一曲としてではなく、
長く手元に置き、
何度も戻ってきていただける作品であってほしい。
そう思っています。
月輪から、日輪へ。
映す光から、放つ光へ。
物語は、
すでに次の光へ向かっています。
「月輪|つきのわ」



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