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FS™ HEAVENLY 聴き方のポイント「VOLUME」

更新日:2020年3月4日


今回は、FS™ HEAVENLY の超自然環境音源の聴き方について少しお話したいと思います。


FS™ HEAVENLY の超自然環境音源は、バイノーラルレコーディングされた自然環境音源に、苫米地博士がIQ200以上の天才的な脳をフル回転して30年もの歳月をかけて研究開発した機能音源ノイズをMIXしています。


ここでバイノーラルレコーディングについて少しおさらいです!


人間が音を聞くときには、音源から左右の耳に直接届く音波だけでなく、自分自身の耳たぶや体の各部によって複雑に回折・反射した音波もあわせて聴いています。そして、それらの音波によって音の立体的な位置関係などを知覚しているものと考えられます(頭部伝達関数)。これらの音波を頭部伝達関数に則り、すべてそのまま記録したサウンドを、左右の耳で聞けばレコーディング時と同じ音場を感じられるはずである、というのがバイノーラル録音の原理です。


だからこそ、ハイエンドなバイノーラル ステレオ マイクロフォン(人間が実際に耳につけてレコーディングするタイプ)にて集音しレコーディングした音を高性能なヘッドフォンで聴いたとき、あたかもレコーディング現場に居るかのような錯覚を覚えることになります。バイノーラルレコーディングを行った人間が、レコーディング現場で聴いたであろうサウンドと、ほぼ同じサウンドイメージを認識するからです。(頭部立体音響)

​つまり左右の耳の音のタイムラグや、反響音などの音質の微妙な変化など、人間の脳は実に複雑な処理をリアルタイム処理しているのです。


まるでレコーディング現場に入り込んでしまったかのようなイマーシブ(没入感のある)な体験をするということ。それは、今まさにヘッドフォンでサウンドを聴いている自分自身への臨場感から切り離され、それこそ空間的にワープ体験をしているような状況にあるわけですから、脳は非常に活性化していることになります。



よりイマーシブな体験へと導く方法のひとつとして重要なのが「Volume」です。


バイノーラルレコーディングされた音には、最も脳が錯覚しやすいボリューム=スケール感があるのです!簡単に言うと、バイノーラルレコーディング時に、実際に耳に届いていたサウンドと同じボリュームを再現すれば、まるでピントが合うかのようにレコーディング現場に入り込んでしまったかのようなイマーシブな体験に繋がることになります。つまり、脳が錯覚しやすいリアリティのあるボリューム感(音量のスケール感)があるのです。


例えば、レコーディング現場に入り込んだと仮定したときに、再生ボリュームが大きければ、それはその音の世界では自分が小人なったようなイメージになります。逆に、再生ボリュームが小さければ、まるで自分が巨人になったイメージです。(…これ解りますか…?)


勿論、聴覚には個人差はあるにせよ、自分自身の脳が最も錯覚しやすいボリュームを見つけて聴くというのも脳を活性化するためにとても有効な聴き方なのです。


ヒント:FS™ HEAVENLYのバイノーラルレコーディング時の殆どが地べたに座った状態で行っています。その辺も計算に入れてみると、さらに臨場感溢れるイマーシブな体験に繋がりやすくなるかもしれません。


その他にも、まだ面白い聴き方がありますので、また別の機会にブログに書きたいと思います。それでは皆様、存分にお愉しみ下さいませ。



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